1型糖尿病の場合、ケトアシドーシスという重篤な病態で発症することがあり、吐気、下痢、食欲不振などの消化器症状が初発症状の場合がありますので注意が必要です。
2型糖尿病の場合、典型的には、喉が渇く、尿の量が多い、疲れやすい、痩せてくる、などの症状が出現してきます。
また傷の治りが遅い、湿疹、歯周病、膣カンジダ症、視力低下、足のしびれなどもあります。
しばしば体重増加が発症の引き金にもなっています。
しかしながら、2型糖尿病の大部分は無症状であることを忘れてはなりません。症状は当てにならないのです。