糖尿病3大合併症とは小さな血管の障害のことを言い、眼の網膜血管、腎臓の糸球体血管、神経の障害がおこります。多くの研究で血糖コントロールはこれらの合併症を予防することが証明されています。HbA1c(NGSP)7%未満のコントロールはこれらの合併症の予防を可能にします。
網膜症は末期にならないと視力低下がおこらないので定期的な眼底検査が大切です。早期腎症の発見には尿中微量アルブミン検査が必要であり、全身の血管障害の有無を反映します。神経障害に関しては、毎日足を調べる習慣や適切な靴を履くことなど足の管理が大切です。