1953年にカナダの内科医Willisが、モルモットを使った動物実験でビタミンC欠乏が動脈硬化を引き起こすことを発表しています。Willis先生は晩年、優れた内科医として日本でも有名になられた方です。 其の後も多くの研究 […]
「医学の難しさは、人間が一様でなく、さまざまな病像を示すことにある。」 人間が内も外も同じ鋳型で造られていて、顔の造作ばかりか、体質、刺激に対する反応までもが仲間の人間と違わないとしたら、医学はとうの昔に確固たる原理を築 […]
EBM(Evidence-based medicine)は、多くの研究論文に対して、EBMの条件を満たさないとして、あたかも取るに足らない研究のように見做し無視していきます。 メタアナリシスという複数の論文を統計学的に処 […]
ビタミンCには、免疫賦活作用があります。具体的には、インターフェロン産生の亢進、白血球貪食能の亢進、細胞性免疫の賦活、補体や抗体産生の亢進、NK細胞活性の亢進、抗ヒスタミン作用など多くの作用が認められています。細菌性、ウ […]
血管局所のビタミンC欠乏が心筋梗塞や脳卒中の原因になるという学説は1940年にカナダの病理学者Patersonが発表しています。 この動脈硬化の局所壊血病仮説では、冠状動脈や脳血管の局所ビタミンC欠乏(局所壊血病)により […]